フジスポーツジャパン

コロナと“両立”するかたちでスポーツを楽しめるイベントの開催などを行なっているFUJI SPORTS JAPAN。その取り組みについて代表の渡辺さんにお話を伺った。

立ち上げのきっかけ

新型コロナウイルスにより昨今さまざまな物事に変化が生まれている。それはスポーツにおいても同様で、コロナ禍になり様々な制限が生まれ、多くのイベントが中止になった。しかしその一方、海外ではコロナ禍においても日本とは違った感覚でスポーツを楽しんでいる様子が見られた。日本でも国のスポーツ庁が定めているガイドラインにきっちり沿った形であれば、コロナ禍であってもスポーツイベントが開催できるのではないかと考えた。そして2021年、代表の渡辺さんを中心に全員が山梨出身というメンバーでFUJI SPORTS JAPANを立ち上げた。

これまでの実績

これまで、マラソンやロードバイクのイベントを開催してきた。スポーツにはもってこいの環境である山梨で、多くの人で賑わうイベントとなった。そのきっかけのひとつに多くの人を巻き込んだかたちでの開催があった。
今年10月に開催されたロードバイクイベント「山梨サイクルフェスタ」では、イベント開催告知においてインフルエンサーに協力を依頼。その発信力により各地から参加応募があった。当日も、インフルエンサーのみが参加するクラスを開催したことで大いに盛り上がった。
さらに、誰でも参加しやすいイベント作りを目指し仕掛けを考えた。ロードバイクイベントと聞くと少しハードルが高く感じる人も多い。そこで初心者向けのクラスから経験者向けのクラスまでを設定。それにより今まで参加したことがなかった人も参加することへのハードルが下がり、応募者が増えたという。来年5月には2回目のロードバイクイベントを予定しているということなので、次回はどのようなイベントになるのか期待が膨らむ。
またマラソンイベントにおいては、県外からの参加者が8割以上だったこともあり地元企業と連携し、完走賞として“食べられるメダル”や、県の特産物を用意。イベントに参加するだけでなく山梨を丸ごと楽しんでもらえるように工夫した。走る楽しみはもちろんのこと、走り終わったあとの楽しみも考えられたイベントで、大好評に終わった。
 

今後の展望

感染症対策をきっちり行い、コロナ禍においても思い切りスポーツが楽しめるイベントは多くの人々の活力となっている。性別、年齢関係なく誰でも気軽にスポーツを楽しんでもらえるように工夫を重ね、いずれは“FUJI SPORTS JAPANのイベントが開催されるから山梨へ遊びに行こう!”と思ってもらえるよなイベントを開催したいという。山梨への貢献の意味を込め地元での開催にこだわり、今後も多くの人々が楽しめる企画を行なっていく。

スカイサイクルフェスタの参加者の声

滑走路を走れるというワクワク、山梨でこんなど平坦のレースができるウキウキ。仲間と地元で怪我からの復帰レースができることがわたしにとって凄く特別でした。
今までになかった『インフルエンサー選手権』有名な自転車YouTuberやインスタグラマーなどその人たちだけが走る時間、個性豊かで観客を楽しませてくれるアイディアに感動しました。
わたしは地元でこんなお祭りのようなレースを開催させてくれる感謝の気持ちで3レース申し込みました。かなりハードで楽しいスケジュールに!最後の3時間エンデューロは職場の方と4人で出場。最後の最後に強い選手のトレインに乗って走りきることができました。寝たきりの辛い日々からここまで走れるようになったと言う喜びで感極まってしまい涙がポロリ…。
ずっと心に残るレースになり、これからも大好きな自転車で山梨を走り続けたいと思えました!

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